ハンガーゼロ アフリカ」とは


「うちの会社、今大変なんで募金はできないんですけど、
東北のために何かお手伝いできる事ありませんか?」

先日、ある建設会社の社長さんからこんなお電話を頂きました。
この方は2年前にもお電話を下さり、「何でもいいので、自分でもできる事をさせて下さい!」
と鼻息まじりに自ら名乗り出て下さった方でした。
ちょうどその頃はWATOTOコンサートの時期だったので、コンサート関係のお手伝いをお願いしたところ、
敬遠されがちな駐車場係を快く引き受けて下さいました。
そしてこの方が率先して車の誘導をして下さったおかげで、他の駐車場係り共々、
とても助けられた事をよく覚えています。



また、以前には別の方からこのようなメールを頂きました。

「今学生です。もうすぐ夏休みなので時間がたくさんできると思います。
ぜひ東北でボランティアをさせて下さい!」

この方はまだ10代の学生さんなのですが(しかも女性の方です)、
7月から一ヶ月間も仙台でボランティアをして下さる事になりました。

 

そして今日は、事務所に来ると机にこんな封筒が置いてありました。

「普段は香港に住んでいるので何もお手伝いできませんが、現地の教会の方とほんの少しですが集めましたので、
どうぞ東北での活動のために使って下さい。」

こう書かれた封筒が置いてあり、中には(決してほんの少しではない)献金が同封されていました。



人は一人で全ての役割を担う事はできません。
みんなそれぞれできる事が違い、それぞれが違う色を持っています。
例えそれが単純な色であっても、一つ一つの色が合わさりあう事で、
とても素敵な色の支援の輪が出来上がっているのです。

 

祈って下さる方がいて
募金を下さる方がいて
海外から物資を届けて下さる方がいて
県外から野菜を届けて下さる方がいて
パンを焼いて下さる方がいて
ツイッターでつぶやいて下さる方がいて
物資の仕分けをして下さる方がいて
トラックを運転して下さる方がいて
一軒一軒お家を回って下さる方がいて
被災された方のお話を聞く方がいて
歌を歌って励ます方がいて
マッサージをして癒す方がいて
瓦礫を撤去して下さる方がいて
床の張り替えをして下さる方がいて
炊き出しのご飯を作って下さる方がいて
ボランティアを申し込んで下さる方がいて
今日もボランティアさんを連れて現場へ出かけていくスタッフがいる

 

このように一人一人が持っているカラーを差し出して下さり、それらが合わさってとても大きな支援の力となっています。

 

子どもの頃、水彩絵の具で単色を混ぜ合わせてたら、
今まで見たこともない程キレイな色が出来上がって、自分でもびっくりした事ってありませんか?


そして同じ色をもう一度作ろうとするのに、どうしても同じ色が作れなかった事ってありませんか?


混ぜ合わせる量や種類が微妙に違っただけなのに、
さっきとは打って変わって今まで見たこともない程汚い色が出来上がって、自分でもびっくりした事ってありませんか?


きっと東北への支援もそういうものなんだと思います。


「東北の方々のために」と一人一人が他者を思いやり、自分の持っている色を差し出して下さり、
そしてその一つ一つの色が混ざり合う事によって、本当にキレイな支援の彩りができるのです。


だけど、それが「自分の名誉のため」とか、「誰かにほめられるため」とか、
少しでもどこかで間違った色の思いが入ると、まるであの時の絵の具のように、
一気に他の支援の色まで汚してしまうと思うのです。


もちろん、そんな思いで当機構に自分の色を差し出して下さる方はどこにもいません。
なぜなら、今日も東北では支援をする側もされる側も全ての色が混ざり合い、素敵な色の笑顔で溢れているから。


きっと今日の支援の色は、昨日の色とは違います。
決して昨日と同じ色になる事はなくても、みなさんが差し出して下さった色が合わさって、
毎回涙が出るほどキレイな色をつくり上げています。


 

「私のできる事なんてほんの少ししかないし、きっと何の役にも立たないんじゃないのかな。」

 

こんなふうに思っておられる方。
いえいえ、違います!
あなたの色が必要なんです。
あなたしか持っていない色があるのです。
色々な色がある事によって、もっともっと支援の色に深みが増して行くのです。

 

「今日はどんな素敵な彩りができているのかなぁ~。」


 と、名古屋から今日も現地に思いを馳せる小島なのでした。

活動ブログ スタッフ一覧

月別表示