ハンガーゼロ アフリカ」とは

【愛知事務所】

2011年04月25日

宮城県からのハガキ

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土曜日の夕方、事務所のポストを開けました。
ピザ屋のチラシや、お寿司屋さんのチラシとまざってハラリと落ちた一枚のハガキ。
住所を見ると、なんと宮城県からでした。


そうです。
まさか、まさかの、私が先日ブログで書いたおじさんからのお手紙でした。


「先日は大変お世話になりました。
大震災から早くも一ヶ月が過ぎました。
未だに現実が信じられません。
大津波がなければたくさんの人が助かったでしょうに・・・」


ここまで読んでもう胸が詰まってしまって、視界がボヤけて何も見えなくなってしまいました。


彼らにとったら、一ヶ月たっても信じられない現実
きっと何ヶ月たっても信じたくない現実
しかし、確かにそこにある現実
認めなくてはならない現実


ハガキの裏を見ると、あるレストランの名前と住所が書いてありました。
そのおじさんのお知り合いが名古屋でレストランを経営しているとの事でした。
「電話もできないし、連絡方法もないから、きっともう自分は死んでしまったと思われてるかもしれない。」
そうやって以前おじさんがお話しされていた事を思い出しました。


無我夢中で受話器を取り、レストランの電話番号を押しましたしました。
するとご本人が出られ、私の知っている限りの情報をお伝えました。


ご本人は無事である事
家の中は水をかぶって、全部泥だらけになってしまった事
「名古屋にある素敵なレストランだから、機会があったらぜひ行ってみて下さい。」と目を細めながらおっしゃっていた事


「そうですか、そうですか。」
と何度も相づちを打って、電話越しにもその方が嬉しそうな表情をしておられるのが伝わってきました。
その声を聞いて、私も嬉しくなりました。


会った事もない人だけど。
おじさんとも一度しか会った事ないんだけど。


でもおじさんが無事であった事
おじさんのお知り合いがホッとされていた事
その全てを神様に感謝しました。


おじさんからの手紙は最後こんな言葉で締めくくられていました。


「これからは前を向いて歩こうと思います。」


きっと今の東北の状況を考えると、下を向きたくなる事ばかりでしょう。
それでも多くの方が必死に前を向いて歩いていこうとされています。

ほんと、何もないのに下ばっかり向いている自分は何なんだと思わされます。
さぁ、私も前を向いて歩いて行こう。


宮城県からの一枚のハガキが、たくさんの愛と勇気を届けてくれました。

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