ハンガーゼロ アフリカ」とは

【愛知事務所】

2010年12月14日

眼鏡越しのスルメ

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最近ケーキ作りにハマっています。
もちろん小麦粉は国産、砂糖は沖縄のきび砂糖。
そして頂いたリンゴをたくさん入れます。
むしろ粉よりもほとんどリンゴじゃん、くらいどっさり入れます。
「おなかを空かしている人たちの為に役立たせて欲しい」と規格外の野菜を販売して協力をしてくれている、ある大学生(本人の了解を得ていないので、ここではフォレスト君と呼ばせて頂きます)がたくさんのりんごを送って下さったのです。
実はこのリンゴたちも規格外なのですが、味は抜群だし、不揃いな形のリンゴがまたかわいいのです。
こんなにかわいくて美味しいリンゴが捨てられていくなんて、ほんと信じられません。
フォレスト君のような若い世代の方々が、実際に行動を起こし、飢餓問題に取り組んでいる真剣な姿を見る事は本当に嬉しいなと思いますし、また同時に私たちも色々と教えられる思いです。

りんご2.JPG まさかの2週連続登場、愛知事務所の3人



そういえば先日、マンションの下の階に住んでいるおばちゃん(実はうちの母だったりする)にスルメをもらいました。
早速、家へ持ち帰ってジュージュー焼きました。

マヨネーズと醤油と唐辛子をセッティングして、こたつに滑り込み、リラックス度全開&食べる準備も万全で臨みました。
う~ん、いかにも美味しそうに湯気を立てたスルメたち。

・・・いやいや、ちょっと待てよ。
今の状態よりも更にリラックス度をアップして、スルメを食せるような気がするな。
う~ん、それにはやっぱりまず外見を最大限にリラックスさせないとダメだな。

という事で、私はスルメたちをこたつの上に残し、洗面所へと急ぎコンタクトを外し、顔を洗い、眼鏡をかけ、パジャマに着替え、「どこからどう見てもリラックスしてる人だぞ」感100%を掲げ、またスルメの前へよっこらせと腰を下ろしました。

よ~し、今度こそこの美味しそうなスルメをたべるぞぉ~!うひゃっひゃひゃ。
・・・と鼻息も荒くスルメに近づくと、何やらさっきのスルメとは全然違うのです。

同じスルメが今はちっとも美味しそうに見えないのです。
白いモヤがかかって、さっきまで活き活きとしていたスルメがどんよりと見えるのです。
これはおかしい、と辺りを見渡すと何と部屋全体が同じようにどよ~んと暗い雰囲気になっていました。

はっ!
ま、まさかこれはもしかして・・・!

と焦って眼鏡を外したら、案の定、眼鏡のレンズには手の指紋やら何だかわからない汚れがたくさんついていました。

やはり・・・・。
若干心の中で赤面しつつ、ゴシゴシとこたつの布団で眼鏡を慌てて拭いて、ピカピカになった眼鏡をかけ直しました。

するとたちまち私の目の前には、美味しそうなスルメが再び登場しました。

周りを見渡すと、一点の曇りもない、いつもの私の部屋でした。

そして私はそのいかにも美味しそうに見えるスルメを、いかにも美味しそうにぺロリと食べたのでした。



私は時として、色んな眼鏡を使い分けているように思います。

「冴えない私眼鏡」をかけている時は、どこを見ても何をやっても、泣けるくらい私は冴えなくて、
どう着飾っても私は冴えない女なのです。

さらに「絶望眼鏡」をかけた日には、何をしても誰と会っても全てが空しく、この世界に広がる飢餓を無くす事なんて到底無理な話しだと思えてきて、ついには生きていく事すらも全くの無意味に思えてきます。

しかし、「希望眼鏡」にかけ替えるとどうでしょう。
同じものや人を見ているはずなのに、すべてが全く違って見えるのです。
この世界は神様が創られた本当に素晴らしい世界で、私たちはみんな神様に愛されて生まれてきた尊い存在で、
一人一人が信じて助け合えば、この世界の飢餓は必ずなくす事ができるのだ、と希望が湧いてくるのです。
実は私はクリスチャンになった時に初めてこの体験をしました。

私は普段全然器用な人間ではないですが、眼鏡のかけ替えとなるとやたらと器用に使い分けをしてしまう者です。
でも、いつでも「希望眼鏡」を心の中にかけていたいと思いますし、
何を見ても、どんな悲惨な状況に置かれても、「ここには希望がある」と言える者になりたいです。


眼鏡越しに何を見ても、暗闇に光るその一筋の希望を見逃さないために、まずは自分の心の眼鏡の汚れを拭き取って、いつもレンズをピカピカに磨いていたいと思うのです。

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