ハンガーゼロ アフリカ」とは

【愛知事務所】

2010年10月29日

気づきの大切さに気づく。

スタッフ:【愛知事務所】のブログを見る


これは先週の土曜日に本当にあったお話しです。

友達3人が我が家へ遊びにやってきました。

COP10でのブース出展も終わり、今なお名古屋を沸き立たせている生物多様性について熱く語ろうとしている私に、彼女たちからそっけなく返された言葉は・・・

友人その1:「は~?コッペパン?」

友人その2:「え~?コップ展?今名古屋でコップの展覧会やってんの?」

私:「・・・・・(涙)」


あぁ、哀しきかな。


COP10について、ここで一句。

 

「コッペパン。コップ展でもないんだよ。」    ~我が友へ捧ぐ、小島心の俳句~


※ COP10の公式ウェブサイトはこちらです!http://www.cop10.jp/aichi-nagoya/
一般の方は会議を見ることができませんが、200以上のブースが今日まで(10月29日)出展されています。お近くの方はぜひ足をお運び下さい。 ~以上、COP10についてのお話し終了~



話しは変わって先日、県内の専門学校で飢餓問題についてお話しをさせて頂く機会がありました。
1人1人が真剣にこの問題に向き合い、感じた事を素直に書いてくれましたので、少しだけみなさんにお分かちさせて頂きたいと思います。

************************** 以下、一人一人の作文の抜粋 *********************************

私は最近まわりから、「太った、太った」って言われてダイエットをしています。
方法は食事制限です。親が作った料理も半分以上残すし、魚料理は全く食べません。
食べなくても生きていけるし、好きなものだけ食べればいいと思っていました。
でも世界には食べ物がなくて死んでいる人が一日に2万5千人もいるのに、「私はたくさんの食べ物を捨てて、自分の好きなものだけ食べて生活していて本当にいいのか?」とハッとさせられました。


自分たちが便利になればなるほど無駄が増えるのは、自分たちだけよければ良いという考えの結果だと思います。私自身も買ってきたものを腐らせてしまい、捨てた事は何度もあります。
世界規模で考える遠い話しに思われがちだけど、1人1人が気をつけていく事によって少しでも世界が変わっていくなら、それは絶対に無駄な行動ではないと思えました。


私はつらくなった時、「こんな事がこれからもずっと続くのか・・・」と考えて生きているのが嫌になってしまう事があります。
でも世界で苦しんでいる人たちの事を思うと、こんな弱い自分が恥ずかしくなりました。


自分の生きる意味なんて考えた事もなかったし、考えても正確な答えなんて出ないと思けど、自分が少し努力をする事で飢餓に苦しむ人を一人でも救えるなら、それも一つの生きる意味なんじゃないかと思いました。行動に移さないと意味がないと思うので、まずはハンガーゼロサポーターから始めたいと思います。


今この瞬間にも終わっていく命がたくさんあるという事を知り、悲しい気持ちになりましたが、自分のことのように考える事ができないこの私が、一番悲しいと思いました。自分は立場を代わってあげる事はできないし、気持ちもわかってあげられないけど、人は必ず助け合っていくことができると希望を感じました。


私には小さな子どもがいます。自分の子どもが飢えで死んでしまうと思ったら、悲しくて泣くのを必死にこらえていました。飢餓になってしまう悪循環はわかっているのに、便利な生活を改められない自分がいます。「本当にこれでいいのか?」と日々葛藤しています。今日のお話しは、一生忘れる事はないと思います。このような現実があるという事を胸に刻み、家に帰ったら子どもたちにも教えてやりたいと思います。


飢餓の問題は先進国で暮らす人々との戦いであり、人間の本性が見える問題だと思いました。豊かさにしがみつく限り、問題の解決は困難だと思います。飢餓をなくそうと活動する人がいる一方で、大量消費を促し、大量廃棄をする人がいます。遠い地域で起こる最も自分たちに近い問題、それが飢餓問題だと思いました。


私は何かあると進んで募金をするほうですが、募金をして「良い事をした」と満足感に浸り、帰ったら食べ残しを捨てている自分に矛盾を感じました。豊かな生活に慣れていると、今日の「気づき」も時間が経てば忘れてしまい、同じ生活に戻ってしまうような気がします。しかし、それでは何も変わらないので、今日からできる何か小さな事を継続していきたいです。

********************************************************************************

私も数年前、日本国際飢餓対策機構の清家さんのお話しを初めて聞いて、頭をガツンと殴られたような「気づき」を与えられました。あの思いが原点となり、感謝な事にこうしてスタッフとして働かせて頂き、今では「伝える側」に立たせて頂いています。


人は「気づき」があって初めて、「このままではいけない。何か始めなくては・・・!」と行動に移します。
1人でも多くの方にその「気づき」を体験してもらいたい。
今こうしている間にも、飢えによって多くの命が消えています。
それは、本当は消えなくても良かった命かもしれないのです。

一人でも多くの方に伝えなければ。

そんな事を思いながら、「しかしこれは私のただの独りよがりなのかもしれない」とも思いつつ、でも絶対にこの世界は変わると信じつつ、文章が長くなってしまったなぁとも反省しつつ、今日のところは筆を置きたいと思います。しかし実際に筆で書いている訳ではないので、とりあえずタイプしてた指をここで止めたいと思います。

活動ブログ スタッフ一覧

月別表示